人間関係

  「人間関係」  元自衛隊の幹部の話で、戦場で敵と戦いが正に始まった時、部下は、まず、上司の顔色を伺うとのこと。その時、上司がおろおろしていたら、まず、負けるとのこと。その時に上司が、ドシッと構えた格好になって、強い鈍感力を発揮していると、士気が高まって、勝てるとのこと。  家庭でも、いろんな企業でも、同じことが言えるだろう。家が経済的に危機に陥った時、父親がどう言う態度に出るか、又、会社や病院が経済的に危うい時、社長や院長が、どういう態度になっているか、それが一番の問題で、部下はその顔を真剣に見ているのである。  一番上に立つ人は、常に孤独である。自分も、院長をしていたので、それがよく理解できる。  自分の本当の気持ち、きつさなどは、実際、厳密な意味で言えば、誰にも理解できないはず。  開業する時も、ある人は、お金を借りてでっかく建てたらと言った。ある人は、病院でそれだけもらっているのに、何故、開業するの?と言った。又、ある人は、どうしてもっと早くから開業しなかったの?と言った。  止める時も、ある人は、外来だけでしたらと言った。又、ある人は、市内の○○に就職したらと言った。院長を知っているから、就職の世話をしてあげるよと言った。  結局は、自分で決めるしかないし、自分で責任を取るしかない。  「人間万事塞翁が馬」で、先になって、どうだったかが分かる。いや、所詮、いいとか悪いとかの区別を付け様とするのが不自然な気もする。人生に、無駄はないと考えれば、それが、その後の肥やしに…

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2021年06月
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