退職後の雑感(38)
「退職後の雑感、廊下が光れば」
サウジアラビアでは、日本の習慣を真似て、学校で子どもたちが、掃除をする様になったとのことですが・・・日本では、生徒が掃除するのは当たり前になっていますが・・・海外では、学校は、教育する所で、生徒に掃除をさせる所ではないって感じに思われているんですね・・・?!
「掃育(そういく)」と言う言葉も日本にはあるみたいで、お寺で、僧侶が、廊下を毎朝磨いていますが・・・そう言われれば、夏休みの早朝、佐伯の修行寺で座禅を組んだ後に、必ず掃除をしていましたが・・・そんな意味があったんですね。
それに関する話しで、私事ですが・・・→「どうして、医者になったんですか?」「どうして小児科医を選んだのですか?」と、今まで多くの人によく尋ねられてきました。
小さい時から、学校の先生か、医者になりたいと思っていました。自分が物心付いた時、既に、父は、小学校の校長でした。
父は、私には、決して何になれとは、言いませんでした。私は、父には、「学校の先生、しかし、医者でもいいかな、・・・」と、小さい時に言っていた様な記憶があります。
教員の裏も見てきました。父は、管理職の為、組合からつつかれて、胃潰瘍で苦しんでいました(現役の時、手術で3分の2ほど胃を取りました)。自分に、「校長先生に宜しく・・・」と、いろんな教員からよく言われました。父は、若くして校長になっていました。あちこちで、よく講演をしていました。学校では、すごく立派で、尊敬できる父なのですが、家では、母の方…
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