退職後の雑感(56)
「退職後の雑感。藤井5冠」
2月12日(土)は、王将戦七番勝負第4局の2日目で、午後6時23分、挑戦者の藤井聡太竜王(19)が、渡辺明名人(37)に、114手で、勝ちました。それも、4連勝して。それで、「竜王」・「王位」・「叡王」・「棋聖」、そして今回の「王将」で、5冠となりました。残り時間は渡辺名人5分、藤井36分でした。(←時間の使い方も、素晴らしくなっていますね・・・)。
何と、最年少19歳6カ月での5冠は、大山康晴十五世名人、中原誠十六世名人、羽生善治九段以来で、1993年8月に、羽生善治九段が、22歳10カ月で達成した記録を更新して、史上最年少5冠となったのです。
羽生善治九段が、7冠を達成した時、もう、こんな人は、100年、出ないと思っていましたが・・・突如出て来て、あれよあれよと言う間に、二十歳前にして、5冠を達成してしまったのです。
藤井聡太竜王の戦いでは、しばしば、解説者が、よく分からない、難しいなどと言います。藤井5冠、AIを駆使し、解説者も、AIを使って、しばしば、解説しています。
まあ、藤井5冠、将棋士の中で、AIの出す「最善手」になっている確率が一番高いとのことで、ひょっとしたら、藤井5冠、人間でなく、AIかも何て、思ったりもしていますが・・・?!
「出来過ぎで、実力がそれに伴っていないので、伴うようになりたい・・・」と、言われます。そんな感じで、イチローも、かって、トップの成績を挙げている時、同じような感じで言われていましたね。
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