退職後の雑感(297)
「退職後の雑感、病気にならない為には」
黒柳徹子さんが書かれた「病気にならない為には」の内容、今まで、何度も読んできました。そして、今回も、再掲したいと思います。仕事をしている時には、それなりに工夫して、楽しく、仕事をしていました。又、高齢になると、好きでないことは、もう、無理にしようとは思いませんね。自分の身体は、身体だけでなく精神も、自分でしか守れないと思っています。
昭和62年4月5日の毎日新聞に、「名医の言葉で病気と絶縁」と題して、黒柳徹子さんが、次の様に、書かれていました。
もう30年近く、私は病気をしていない。特にこの12年間は、「徹子の部屋」という毎日のテレビ番組を持っていて、更にその前に、3年間の、これも毎日のナマ放送の司会をしてたから、合計で15年間、毎日テレビに出ていることになる。その間、ただの一日も病気で休んだことがないというのは、自分でも、”他に自慢できることがなければ、なかなかのものだ!”と思ったりしている。私は30年前の「あの日」から病気をしなくなった。
私は、NHKでテレビのための養成を受け、NHKの専属のテレビ女優としてこの世界に入った。初めのころは、「お前の個性は邪魔だ!」と言われて、ずいぶん悩んだ時期もあった。個性が邪魔と言われても、若い私には、自分の個性がどういうものなのかもわからず、ただオロオロとスタジオの隅で過ごした。「もう帰っていいです!」とおろされて一人だけスタジオの外の廊下で、同級生の俳優たちの終わるのを本を読みながら待っ…
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