退職後の雑感(613)

  「退職後の雑感、異性学(16)」  戦中戦後の政治家に、三木武吉と言う人がいました。総選挙の時、他の立候補陣営から、「三木には4人の妾がいる。そんないい加減なことをして、女をもて遊んでいる人が、一国の代議士にふさわしいでしょうか」との鋭い攻撃を受けました。しかし、三木さんは堂々と答えました、「すみませんが4人でなく5人です。しかし、今はもうその女性には昔の様な美しさはありませんが、そうだからと言って、今更捨てる様なことは私には出来ません。今も、ちゃんと面倒を見ていますし、家内の了解を得ていますし、苦しめているなんてことはありません」と言い返しました。  日本の総理で、女性問題で直ぐに辞めた人がいました。政治家の田中角栄氏にも喜劇役者の二宮金五郎氏にも松下電器の社長の松下幸之助氏にも、妾らしい人はいました。古今東西、英雄の陰に女あり?しかし、そこにはそれなりのしっかりとした覚悟と倫理観がありました。  アメリカやイギリスでは、政治家のそんなスキャンダルが政治界を賑わしていますが、フランスやイタリアでは、政治家にそんなゴシップは当たり前らしく話題にもならないらしい・・・?!  あるテレビ番組で、東アフリカの人が来日して大きな牧場の主人に尋ねていました。真面目な顔で、「奥さんは、何人いますか?」と。日本のその主人、その質問にびっくりして笑いながら、「もちろん、一人ですが・・・」と言うと、そのアフリカの男性、ホントにびっくりした感じで、「どうして?」と質問していましたが・・・。  ジョ一…

続きを読む

2023年11月
         1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30      

最近のコメント

最近の記事

ラベルリスト

カテゴリ

過去ログ

商品紹介