退職後の雑感(615)

  「退職後の雑感、異性学(17)」  一生の間、女性は500個程の卵を卵巣から排出しますが、元々、卵細胞は、そのままでは、女性になる様に作られています。しかし、XYの組み合わせになった場合、性染色体のY染色体の短腕の先端近くにあるSRY(Y染色体上の性決定領域:sex-determining region of Y )により、男性になり(男は、女から作られています)、それにより、母体内でXXの組み合わせで出来たものよりも多量に男性ホルモンを浴びることになり、生まれる前から既に将来の男女の脳の差の原因が作られていることになります。  マダラミズカキヤドクカエルは、オスが子どもを背負い、子守をしながら子育てをします。タツノオトシゴは、メスがオスの育児嚢に産卵して、オスは、代理出産って感じでもないですが、お腹を痛めて出産します。チョウチンアンコウのオスは、繁殖でしか役に立たず、自分の力で生きることが全く出来ず、メスの体にくっついて、メスの血を吸ってやっと生きています。  オスは、本来、どうあるべきなのでしょうか?動物では、交尾の決定権の多くは、オスではなくて、メスにあります。オスは、メスの機嫌を取る為に、人間以上に?大変な様です。  カワセミは、取った魚のえらが引っかからない様にと、頭からメスに渡す程の気の配りを込めてのプレゼントします。クサムラツカツクリのオスは、生まれて来る子どもの為に、巨大なベビーベッドを作ってから、メスを誘います。ギフチョウのオスは、他のオスに横取りされない様にと、…

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2023年11月
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