小学校にまだ入っていない時でした。
12月24日は、クリスマスイブで、翌朝(12月25日)、目が覚めると、自分の枕元に、サンタさんから、毎年、「贈り物」が置かれていました。
それが毎年、とても楽しみでした。
そんな時、母が、「早く寝て、いい子にしてないと、サンタさん、来ないよ!」とか、「はっきりと、欲しいモノを言ってないと、サンタさん、分からんから・・・」なんてことを、私に言っていました。
で、翌朝、起きると、欲しいモノがちゃんとあって、驚き、飛び上がって、喜んでいたのを覚えています。
「刀が欲しい!」と言っていると、おもちゃの刀がちゃんと枕元に置かれていました。
自分の家は、ちゃんとした煙突ないから、ちゃんとサンタさん、入って来れるのかなあ、なんて思っていました。
で、好奇心旺盛な私は、サンタさんをどうかして見てやろうと思って、寝たふりをしていたのですが、気が付くと、いつも、眠ってしまっていました。
で、そんな時、私より2歳上の姉が、「お父さんが、遅くなって、外に出て、買いに行くはず。私、見たんだから・・・」なんて言って、私の夢を壊そうとしていましたが、私は、どちらが本当のことを言っているのか、起きていて、確かめようとして、頑張っていたのですが、結局、睡魔には、いつも、勝てませんでした。
あの時を思い出すと、とても懐かしいです。
周りも、皆、貧乏でしたが、子ども達、皆、元気で、夢が一杯でした。
(12月26日、再掲)
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