退職後の雑感(636)

  「退職後の雑感、異性学(35)」

 人生100年時代ともなりますと、必然的に、男性も女性も、独身の数が絶対的にも多くなってきますが・・・価値観が多様化し、グローバル社会の時代ですと、独身にもいろんなパターンがみられます。
 例えば、独身女性の場合、大きく、次の3つとなりますが・・・
その1・・・まだ結婚経験のない独身の人の場合。
(1)この歳まで頑張ってきたのだから、もう少し頑張って自分に合う相手を探しますって感じで、白馬に乗った王子様をこれから先も待っている独身女性。
(2)独身の方が好きなことも出来て気楽だから、それに、結婚しなくてもいい男友達はいるからいいって感じに思っている独身女性。
(3)もう高望みしない、自分も歳だし、世の中の事も分かっているから、それなりの人がいれば、いつでもと、親が勧める見合い結婚でもオッケーって感じの独身女性。
その2・・・バツイチを経験した後に再び独身になった人の場合。
(1)過去の結婚生活の満たされた生活をいつも思い出し、離婚後の寂しさから逃れることが出来ず、人生まだまだ長いと思って、結婚願望が非常に強い独身女性。
(2)前者とは全く反対に、もう、あんな我慢の連続はしたくないって感じで、再婚の意志は全くなし。離婚後に常にテンション高くなっていて、新しいことに何でも挑戦しようし、正に、別人の様に元気になっている独身女性。
(3)離婚したことで、いろんなしがらみから抜け出た感じになって、本来の自分の姿に戻って、一息付いている人で、結婚に執着することもないし、卑下することもなく、孤独を淡々として受け止めている独身女性。
その3、愛する夫との死別後に未亡人になった人の場合。
(1)結婚願望はなく、過去のいい思いに生き、残された子どもたちと満足して暮らせる独身女性。
(2)寂しさを紛らわせるために結婚願望が強く、老いらくの恋とも言うべき道もためらうことなく選ぼうとする独身女性。
(3)再婚する気はないも、それなりに男友達が出来て、それなりに満足して暮らせる独身女性。
 
 さて、戦後にアメリカの文化がドッと入って来たせいでしょうか・・・→今は、結婚をしていてもしてなくても、本人の努力次第で幸福をゲット出来るいい時代ですが・・・あなたの周りにいる女性は、どのタイプでしょうか・・・?!
 イヤー、今の独身女性は、実に逞しいですね。その点、男性は、どうでしょうか・・・少なくとも、独りで最低限のことは出来る様にしておきましょう・・・?!
 妻に先立たれると、男性の場合、10年程短命になるとのデータがありますが・・・少なくとも、歳とっても、妻から嫌われない様に、努力しておきましょう?!(独りで早く食べないこと、会話をしながら楽しく食べること、よく噛んで食べること、ものを散らかさないこと、出したら前あった所にちゃんと戻すこと、ドアをしっかり閉めること、食べた後、食器を運ぶこと、愛情表現を分かりやすい態度でいつもすること、家で横になってばかりでないこと・・・?!)

*写真は、清水港から私が撮った「富士山」です。

 (令和5年12月9日、記載)



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