老人日記(5)

 「老人日記、その5、日本で良かった!」

 令和2年6月24日(水)、18:00過ぎに家を出て、家内と一緒に、「BAL」で夕食を摂りました。自宅からBALまで、歩いて20分、自宅から佐伯駅まで、歩いて、同じく20分・・・延岡に住んでいた時に、「コッコロ」と言うイタリアレストランにしばしば行っていましたが、その時も、同じく20分程、掛かっていました。家内に言わせると、ちょうどいい運動量とのことですが・・・年金生活者になって、20分の距離が遠いと思わなくなり、タクシーを使うことも、少なくなりました。雨が降っても、傘差して、少し濡れながらも、元気に歩いています。
 で、BALで、食事を終えて、その前のスーパーの入口に立って、正に、中に入ろうとしていた時、BALのマスターが、私達の所に走ってきました。「携帯が・・・」と言われて、テーブルに置き忘れていたことに、その時、初めて気が付きました。
 パリに行った時、世話をしてくれた人が、地下鉄で、扉が閉まる寸前に、外から、見ているスマホをサッと取られたのを見たことがあると、言われていました。
 佐伯に来ていたインドネシアの研修生が、財布を落として、落ち込んでいたのに、警察署に届けられていたので、ビックリしたと言われていましたが・・・。
 何駅だったか、はっきりと覚えていませんが、列に人がずらっと並んでいる状態で、財布からお金を出そうとした時、小銭がバラバラと数枚、下に落ちてしましました。その時、周りにいた(見知らぬ)人が、4人だったかな(?)、何も言わずにサッとお金を拾って、私にくれました。その早さ、正に条件反射みたいな感じで、実に早かったですね。
 日本で良かった、ホントに。
 東南アジアのある国の空港では、乗って帰る直前に、小銭を集めて回っている人がいましたが・・・(空港で、荷物をちょっと運んでも、お金を請求され、それなりのお金をあげても、もっとないかとも言われましたが・・・)。

*1年前に記載したものの再掲ですが、写真は、令和6年6月17日に撮ったものです(左から、長女の長女、長女。長女の次女、家内の順)日本は、安全面、清潔面、それに、精神面が、特殊ですね。「思いやりの精神」、「和をもって貴しとなす」、素晴らしいと思います。ただ、教育、政治など、問題は、山積ですが・・・。
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